日経新聞
忙しくて日経新聞を十分読み込めていないビジネスマンに向けた日経新聞の要点をまとめたブログです。
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■要約
エービーシー・マートが9日発表した2014年3~5月期の連結決算は、
純利益が前年同期比46%増の78億円だった。
3~5月期として3年連続で最高益を更新した。
売上高は18%増の567億円。
健康志向を追い風に特に女性向けのスニーカーの販売が好調だったこと、
また、国内と海外を合わせて26店舗を新規出店し、
増床を含めた既存店の改装を進めたことが売り上げ増加に貢献した。
営業利益は3割増の131億円で、四半期として過去最高となった。
付加価値の高い商品へのシフトを進めており、
「多くのカテゴリーで平均単価が上がった」(小島穣取締役)。
好採算のプライベートブランド(PB=自主企画)商品の販売促進や、
値引きを抑えたことも利益率を高めた。
■補足
(株)エービーシー・マート
2014年2月期
売上高:1,880億円
経常利益:341億円
2013年2月期
売上高:1,594億円
経常利益:303億円
2012年2月期
売上高:1,407億円
経常利益:272億円
エービーシー・マートは利益率が高いのが特徴です。
ABCマートには主力と位置づけて育成してきた「VANS(バンズ)」と「Hawkins(ホーキンス)」
■要約
買い取るサービスを始める。返品の商品を割安な中古品として全国10カ所の自社店舗や、
トラックによる移動店舗を使い地方都市などで売る。
2014年度中にネット通販業者20~30社と契約する。買い取りの査定には、引っ越しの際に
家財を下取りする既存サービスのノウハウを生かす。14年度は3万点超の回収を目指す。
冷蔵庫や洗濯機といった家電、テーブルや書棚などを対象にスタート。
宅配便の取扱個数はネット通販が広がる前の1990年代と比べ倍増したが、色やサイズが
合わないとして返品も多い。通販業者には返品の送料負担や在庫を抱えるリスクが増えて
おり、ヤマトは事業化できると判断。
佐川急便も専門サイトも開設する予定。消費者にとっては新品同様の商品が割安な価格で
手に入る機会が増える可能性も。
■要約
楽天が8日発表した2014年1~3月期の連結決算(国際会計基準)は
営業利益が225億円と前年同期比2%減少した。(※売上高は22%増の1382億円だった。)
楽天市場は消費増税前の駆け込み需要が発生したことと、
セールやポイント付与率UPなどの販促も功を奏し、
ネット通販のセグメント利益は233億円と13%増えたものの、
電子書籍koboや今年3月に買収した無料対話アプリなどの新規事業を含む、
その他インターネットサービスの部門別利益は132億円の赤字(前年同期は49億円の赤字)と赤字幅が拡大した為である。
日本経済新聞のインタビューに応じた三木谷浩史社長は
「新規事業の黒字化やコスト削減、ネット通販の伸びなどで今期も大幅な増収増益にできる」との認識を示した。赤字が続いている物流事業は今年
中にも黒字化する見通し。
赤字拡大が懸念される電子書籍事業ではカナダのKobo社のリストラに着手。
さらに本社の経費削減にも取り組み増益を達成する計画である。
■補足
楽天の好調に対し、同期におけるYahooのeコマースの売上は239億と7.6%減となった。