日経新聞
忙しくて日経新聞を十分読み込めていないビジネスマンに向けた日経新聞の要点をまとめたブログです。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
■要約
楽天が8日発表した2014年1~3月期の連結決算(国際会計基準)は
営業利益が225億円と前年同期比2%減少した。(※売上高は22%増の1382億円だった。)
楽天市場は消費増税前の駆け込み需要が発生したことと、
セールやポイント付与率UPなどの販促も功を奏し、
ネット通販のセグメント利益は233億円と13%増えたものの、
電子書籍koboや今年3月に買収した無料対話アプリなどの新規事業を含む、
その他インターネットサービスの部門別利益は132億円の赤字(前年同期は49億円の赤字)と赤字幅が拡大した為である。
日本経済新聞のインタビューに応じた三木谷浩史社長は
「新規事業の黒字化やコスト削減、ネット通販の伸びなどで今期も大幅な増収増益にできる」との認識を示した。赤字が続いている物流事業は今年
中にも黒字化する見通し。
赤字拡大が懸念される電子書籍事業ではカナダのKobo社のリストラに着手。
さらに本社の経費削減にも取り組み増益を達成する計画である。
■補足
楽天の好調に対し、同期におけるYahooのeコマースの売上は239億と7.6%減となった。
■要約
データ解析を手がけるベンチャー企業が、大手企業と提携する動きが広がっている。
スピード感を持って事業革新を進めたい大手が、
ベンチャーが持つ最先端技やノウハウを積極的に活用しようとしている。
・データセクション社は、TBSグループと資本業務提携し、
TBSイノベーション・パートナーズのファンドから出資を受けた。
データセクション社はビッグデータ解析先駆けの一社とされている。
例えば、特定番組の放送中に視聴者が投稿したコメントを収集し、
番組のどの部分に視聴者が反応したかを細かく把握し、
番組制作・広告のスポンサー開拓に活用する。
・カンム社は、クレディセゾンと提携し、
クレジット会員の属性を分析し、
その人が階層な広告を送付する。
カンム社は言語処理技術に強みを持つという。
■要約
ソフトバンクとKDDI(au)は格安スマホサービスを手がける通信会社向けの回線貸出事業に参入する。
イオン等が販売に乗り出した格安スマホ向けの回線貸出はNTTドコモだけが手がけている。
3社が競うことで利用者はサービス向上や通信料の引き下げといった効果が見込めそうだ。
■補足
大手小売のイオンは、先行して格安スマホを販売。
通話とネットができて月額2,980円でサービス提供しています。
イオンが今年の4月上旬に販売した格安スマホの購入者の契約者の8割が40代。
内6割が60代以上のシニア層となっております。
※ソース:産経ニュース