日経新聞
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■要約
富士通とパナソニックは、車載や家電向け通信に使う半導体の設計・開発部門統合について、
今秋にも新会社を設立することで合意した。資本金500億円で富士通4割、パナソニック2割のほか、
日本政策投資銀行が4割出資する。半導体事業は市況の変動が大きいうえに開発研究投資がかさむ。
外部資金の取り込みで経営への影響度合いを下げつつ、必要な資金を確保する狙いがある。
両社は2013年2月にシステムLSI(大規模修正回路)の設計・開発部門を統合すると発表していたが、
社員の取扱いや出資比率などを巡って交渉に時間がかかっていた。
システムLSIの新会社は、両社から計3千人程度の社員が転籍し、そのうち富士通出身者が8割を占める見通し。
設備を持たず他社に委託する「ファブレス」企業となる。政投銀からの出資受け入れは優先株の活用も検討する。
■補足
ファブレス企業:
《fablessは工場なしの、の意》製造は他社に任せて、
企画・開発・販売だけを自社内で手がける企業。自社の得意分野への経営資源の特化、
他企業との戦略提携などによって可能になる。